離乳食中期に突然訪れた絶叫するほど嫌がる離乳食タイム。2口食べたら絶叫して嫌がる姿に、父親である僕も離乳食を上げるのが嫌になった時期もありました。その際、ヤケクソで浮かんだオールインワンレシピが思いのほかおこちゃまにヒットしたようで、それを食べさせ始めたのをきっかけに絶叫のイヤイヤ期は終焉を迎えることができました。
絶望のイヤイヤ期を脱却できたと思われる理由と、分岐点を生み出してくれた一品とについて本記事で紹介します。
絶叫のイヤイヤ期終焉の分岐点となった一品
「ホウレンソウバナナパンがゆ」。色はみどりみどりしていて、正直僕はこれを見て食欲が湧きませんが、これをどうせ絶叫して食べないだろうと思いながらとりあえず少しでもスプーン1匙で色々な食材をまとめてとってくれたらとの思いで、やけくそで作ってみて食べさせてみたところ、意外や意外、久しぶりに絶叫することなく食べきってくれました。これを毎日食べさせてみたところ、気づけばこれ以外の離乳食も絶叫することなく食べてくれるようになりました。その理由について考察してみました。
一番の理由はたぶん甘いから
バナナ+パンがゆの組み合わせはとにかく甘いです。離乳食開始前までの唯一の食事だったミルクも甘いようです(妻の試飲の結果より)。ミルクは離乳食を食べてる今でも、めちゃくちゃぐびぐび飲みますので、バナナ+パンがゆの甘い組み合わせはおこちゃまのお口にヒットしたのかもしれません。
甘くて美味しいという経験から離乳食が楽しみになったのでは
おこちゃまになるべく食べてほしかったので、間食したその日から1日2回の離乳食のうち、1回は必ず「ホウレンソウバナナパンがゆ」を食べさせるようにしました。それを毎日続けるうちに、もう1食の方も完食は難しいですが、絶叫せず食べてくれるようになってきました。
おそらくですが、「ホウレンソウバナナパンがゆ」の経験から、離乳食は嫌なのことではないんだ、美味しくて楽しいんだと学習したのではないかと推測してます。本当に一時は、色々と試行錯誤して何とか食べさせてようとしていた日々が嘘のようです。
ホウレンソウバナナパンがゆの調理方法
下処理
バナナの下処理(冷凍保存)
- バナナをむき、先っぽとおしりを念のため除いて、ぶつ切りにする
- 耐熱容器にぶつ切りにしたバナナを入れ、水を小さじ2くらい入れる
- 耐熱容器にふんわりとラップをして、600Wのレンジで約40秒くらい加熱する(バナナがジュクジュクに沸騰した感じだったらOK、ジュクジュクじゃなければ10秒ずつくらい追加加熱)
- マッシャーでつぶす
- 大匙1ずつ分けておき、冷凍保存
ホウレンソウの下処理(冷凍保存)
- 葉先のみ切り取る
- 沸騰したお湯に葉先を入れ、しなしなになるまで十分にゆでる
- しなしなになったら、鍋から出し、冷水で流す
- 苦み成分を出すために、水分を絞りだす
- 水分を抜いたホウレンソウの葉先に純水を加えて水にひたす
- ハンドブレンダーでペーストにする
- とろみ成分(片栗粉の場合は、再度レンチン、余熱を取る)を加える
- 大匙1ずつ分けておき、冷凍保存
パンがゆの下処理(冷凍保存)
- パンの耳を取り除く
- 適当な大きさにパンをちぎる
- 耐熱容器にちぎったパンを入れて、全体的に浸るくらいに水を入れる
- 600Wのレンジで1分加熱する
- ハンドブレンダーでペーストにする
- 大匙2ずつ分けておき、冷凍保存
オールインワンヤケクソ調理手順
- 各種下処理した材料を耐熱容器に入れてレンジで解凍する
- すべて混ぜる(トッピングとしてきな粉(たんぱく源)を混ぜるのもあり)
- 粗熱が取れたら完成(熱々なので注意してください)
まとめ
以上、『絶叫するほど嫌がった離乳食中期からの脱却のきっかけとなった「ヤケクソ」オールインワンレシピ』でした。
食べるのが楽しいことだと思ってもらうことが、離乳食イヤイヤ期を脱するためには重要なんじゃないかなと思いました。
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