多胎児となると母乳だけでは量が足りず、ほとんどが混合授乳か完全ミルクになると思います。母乳の与え方を直接か搾母乳どちらにするか悩まれるかと思いますが、僕たちの現在進行形の経験から、双子育児で授乳させる際、「搾母乳」+ミルクの混合授乳を強くお勧めしたいと思います。ただし、おすすめするやり方には信頼できる誰かのサポートが必須となりますので、それを前提にお付き合いいただければと思います。
ママ以外も授乳できることで「時間」を得られる
直接母乳となると、どうしてもママしか授乳させることができませんが、搾母乳として搾乳し保存しておくことで、ママ以外でも哺乳瓶で授乳させることができます。搾乳する手間が発生するデメリットはありますが、授乳時間に縛られなくなりますので、ママも自由な時間を得ることができます。自由な時間な得られることで、子供を信頼できる人に任せて、気分転換に友達とランチのため外出することもできます。また赤ちゃんは深夜であろうとお腹が空けば泣いて起きてきます。直接母乳だとママが絶対に起きなければいけませんが、搾母乳ならママでなくても授乳できます。何が言いたいかというとママも夜ぐっすり眠ることができるということです。
また搾母乳とすることの副次的なメリットとなりますが、赤ちゃんが飲みたがるまで、母乳生成に伴う胸の痛みに耐える必要がないのもメリットのようです。
適切な授乳量を管理できる
直接母乳だと実際にどれくらい飲んでいるのか把握できませんが、搾母乳だと母乳量を数値化でき、ミルク量と合わせて1回の授乳で飲んだ量や1日の授乳総量を数値としてデータ管理できます。データ管理できると何がいいかと言いますと、混合授乳で赤ちゃんがどれだけの量を必要としているか感覚ではなく「数値」で判断できるので、ママ以外が授乳をしても赤ちゃんに過不足なく必要な量を授乳させることができるということです。
最後に
搾母乳することでこれまで記載したように、ママのQOLが向上するだけでなく、誰でも適切な量を授乳ができるので搾母乳をおすすめしました。これも繰り返しとなりますが、あくまでも信頼できる誰かのサポート(サポートというよりはがっつりと育児する人)がいることが前提となります。ママのためにもパパは是非とも育休をママと同じ期間とるのが当たり前の世の中になればいいなと思います。
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