はじめに
双子育児と共働きも慣れてきて、両立がだいぶ楽になってたと思ったのも束の間、1歳を過ぎた頃からギリギリの日々が舞い戻ってきました。
なぜ双子育児は1歳から正念場に感じるようになったか、また乗り切り方をまとめます。
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育休中の記事です。こちらは赤ちゃんの頃で双子育児にまったく慣れてないときの記事です。
双子育児で家庭崩壊させないために、夫婦2人が意識してこれまでやってきたこと
本格的なイヤイヤ期の到来
何度かイヤイヤ期と思われる日々を過ごしてきましたが、1歳からのイヤイヤ期が巷でよく聞くイヤイヤ期なんだと理解しました。基本イヤイヤは自分の意図に反することが発生すると我が家では発生します。そしてこだわりが強いので、なかなか落ち着きません。
イヤイヤを発生させてる主な要因は以下の通りです。また双子のためきょうだい同士のやり取りの中でもイヤイヤが発動します。
- 自己主張:これがしたい!これを愛でたい!
(例)絵本を読んでいたい。車を転がしていたい - こだわりの塊:この順番でやりたい!このおもちゃでないと嫌!
(例)こっちのおもちゃがいい!他のおもちゃは嫌!このおもちゃを返せ! - 好奇心・探究心の塊:何かあるかもしれないからここに行きたい!
(例)こっちに何があっても行きたい! - 気持ちと身体的成長のズレ:これくらい楽勝!
(例)ベットの上からジャンプ!
イヤイヤが発動することによる日常生活への弊害
イヤイヤが発動すると以下のような弊害が発生します。強制執行で対応できなくなり、興味を変える、要求を通す必要が出てきました。また双子の場合は、2人同時に対応しないといけないので創意工夫が求められます。
- 自転車に乗らない:保育園への出発に時間を要する。特に1人で2人を乗せなければいけない時、スムーズに乗ってくれないと家を出る前に疲労困憊、下手すれば会社(業務)に遅刻。
- 車に乗らない・長時間乗っているのが嫌:お出かけの出発に時間を要する、車内は泣き声でるさくてしかたない。2人なので社内は健康に害するくらいの騒音レベル。車での移動が嫌になる
- 寝ない&夜泣き:体力が徐々に漲ってくる時期。日中手を抜くと夜寝ず、自分たちの睡眠時間に影響する。言語能力も唐突発達するので、脳内の処理がおそらく夜中パンクし、突然の夜泣きもあり、睡眠不足のため仕事中眠くなる&ちょっとしたことでイライラしやすくなる
好み・行動の違いも浮き彫りになってくる
同じように育てても、好み・行動が違ってきます。違いが出てくると弊害も出てきます。我が家の代表的なところでは以下のような感じです。
- インドア派とアウトドア派:外出した場合、アウトドア派ははしゃぎ倒すが、インドア派は不機嫌率が高い。特に冬場は寒いのも嫌なのかほぼほぼどこに行っても不機嫌でした。(唯一遊具があるところのみご機嫌でした)逆に家で過ごすと、インドア派はテレビを見たりおもちゃで遊んだりしますが、インドア派は外に連れて行けと怒り出します。
- ご飯:特におかずの好みがあり、2人にヒットするおかずがあまり多くありません。ヒットしないとほぼ手を付けずに残します。この物価高やめてほしいです。それぞれで異なるおかずを作る余裕もないので、家ではレパートリーが少ない状況になり栄養が偏りやすい状況です。
- 眠り方:眠り方にも好みがあり、べったりくっついて寝たい派と誰にも邪魔されずに寝たい派で分かれています。また父親がいないと寝れない、母親がいないと寝れない、きょうだい一緒だと楽しくて寝ないといった状況になりました。
双子育児と共働きで家庭崩壊させないために
このような感じで、成長に伴う自己主張、好み、イヤイヤ等が単純に2倍のしかかってくるので、「こうあるべき」といった理想像を抱いて双子育児と共働きをしていると、負担が大きくストレスで家庭崩壊につながってしまうと思いますので、我が家では「こうあるべき」という理想像を極力捨てました。具体的には以下の感じです。
- (理想)親無しで2人で寝てほしい:睡眠時間確保のため、1対1で添い寝するように変えました。部屋も兄弟で分けました。結果的に夜泣きがだいぶ減り、劇的に寝れる時間が増えました。
- (理想)バランスよくご飯を食べてほしい:食へのこだわり・バランスは、保育園に任せるようにし、家では食べてくれるのを飽きるまで高リピートで食べさせるようにしました。結果、食事時間の食べないことによるストレスは軽減されました。
- (理想)おやつはほどほどで済ませたい:家庭内はほどほどにしてますが、長時間の車移動時は泣かれるとうるさいので、多めにあげてます。運転中の泣かれることへのストレス緩和につながってると思います。
- (理想)動画はほどほどにしたい:お風呂に入って欲しい時、動画を流してで呼び寄せたり、車内で静かにしてほしい時など、積極的に活用するようになりました。なお、基本的に「しまじろう」、「ちびっこバスタヨ」を見せてますので、同じストーリーを何度も見聞きすることになり、大人の我々はすでに飽きてます。
まとめ
以上で「【下手すれば家庭崩壊】双子育児と共働きは1歳からが正念場だと感じた理由と対策」でした。
パートナー同士の協力が大前提となってきますが、ちょっとしたストレスの積み重ねをなくしていくことが双子育児と共働きを乗り切るコツではないかと思います。