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【10cmの差】双子を保育園に送迎するためにヤマハ製の電動アシスト自転車にしたただ1つの理由

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子供の保育園・幼稚園への送迎のために、電動アシスト自転車の購入を検討させる際、パナソニック、ヤマハ、ブリヂストンの3社で悩まれると思います。

我が家も3社で悩み、ハンドルの自動ロックがあるパナソニックかヤマハまで書類上で絞り込み、試乗を重ねて、購入するならパナソニックかなぁと気持ちが傾いていましたが、ただ1つの理由からヤマハ製を購入することにしました。

結論から伝えますと、当時不動産屋に良いように言い包められて買ってしまった、都市部にありがちなファミリー向けの皮を被ったファミリーに全く優しいと思えないコストカットマンション(ゴミマンション)のエレベーターサイズにうまいこと自転車を入れることができるサイズ感だったのがヤマハ製だったからです。

この記事は、我が家と同じように、ゴミマンションに住んでいてかつ、そのゴミマンションから双子を保育園に自転車で送迎しなければいけないご家庭向けに、少しでも参考になればという思いで執筆しました。

そもそもなぜエレベーターが決め手なのか

理由は簡単で、1人で双子(1歳)を安全に自転車に乗せ降ろしさせることができないからです。

駐輪場それも二段スライド式ラックというまったく子育て世代にやさしくない無法地帯の場所に1人で双子(1歳)を連れていけたとして、どうやって自転車を引っ張り出して、その引っ張り出してる間及び乗せるまでの間どうやって双子(1歳)を待機させるのか検討もつきませんでした。

必ず大人2人がいるとは限らないので、それなら自室で自転車に乗せ降ろしすればいいのではと妻が思い立ったのがきっかけです。

そうなると問題になってくるのが自転車がエレベータに入るのかが最大にして唯一の問題でした。

自転車をエレベータに乗せるのはどうかと思われるかもしれませんが、後述しますがそもそも9人乗りのエレベーターサイズだと車椅子1台+補助する人が乗るだけで満員になるので、「自転車をエレベータに乗せるのはおかしい」=「車椅子をエレベータに乗せるのはおかしい」と言っているのと同義になると思います。(そもそもマンション規約にも自転車を乗せてはいけないなど、どこにも書いていないので何ら問題ないと思います。)

エレベータのサイズ

マンションに設置されているエレベータ(9人乗り)室内の奥行き×幅を確認したところ、1520mm×2200mmでした。奥行きがネックとなってくるので、ヤマハとパナソニックの全長をカタログで確認したところ、以下であることがわかりました。

軸間距離(mm)全長(mm)
Panasonic(ギュット)1,2351,880
ヤマハ発動機(PAS)1,1701,785

どちらも全長がエレベータの奥行きより大きいことがわかり、僕自身はいい考えだったけど無理かなと思いましたが、妻が「ハンドルを曲げれば入るんじゃないか、一度実車で試してみよう」とあきらめませんでした。

そして妻がゴミ袋を加工して、簡易にエレベータの室内を再現し、自転車屋さんへ持っていき車体が大きいパナソニックで測りましたところ、ハンドルを曲げれば入ることが見事に証明されました。

そして保育園入園前に購入へ

保育園入園前に、ついに電動アシスト自転車を購入する決意をしました。事前の実車検証でパナソニックもエレベータに入りそうだったのでパナソニックにしようかなと思っていましたが、エレベータにスムーズに入れるためには、全長が10cm短いヤマハ製の方が実機のエレベータに入れやすいのではないかと意見がまとまり、この10cmの差が決め手でヤマハ製の電動アシスト自転車を購入するに至りました。結果的にこの10cmが明暗を分けたかもしれません。

実際の運用状況

自室内での保管は以下の感じです。狭く感じますが、双子用ベビーカーを置いていたのと比べると正直今の方が広く感じます。

エレベータ内は以下のような感じです。結構ギリギリ乗りました。パナソニックを選んでいたら無理だったかもしれません。

ちなみにこの環境に乗りたくはないと思いますが、他にも後2人は乗ることができるくらいの余裕がありました。双子用ベビーカーで移動するよりもむしろ余裕があります。

まとめ

以上で、『双子を保育園に送迎するためにヤマハ製の電動アシスト自転車にしたただ1つの理由』でした。最後は「えいや!」でヤマハを買ってしまいましたが、無事エレベータに乗ったのでほっとしたというのが内心です。この運用で当面の間は乗り切りたいと思います。保育園のことがなければ、こんなエセファミリーマンション、とっとと売り払って出ていきたいというのが本音ではありますけど。

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