育児休業を取得して1か月経ちました。ようやく日々の育児、育児以外の生活習慣にもだいぶ慣れてきました。私は2024/3/31までの長期の育休を取得しました。まだまだ育休生活が続いていきますが、育休をとってよかったと思うことが多いですが、ふとした時に復職時の漠然とした不安もたまにこみ上げてきます。備忘録もかねて男性育休のメリット・デメリットまとめました。
あくまでも私の所感ではありますが、育休を検討されている方にとってこの記事が少しでも参考になればと思ってます。
メリット
子供と過ごす時間が楽しい
見出しのとおりただただ楽しいです。四六時中、子供と触れ合え向き合える機会は、この機会を逃すとないのではと思っております。ふとした時に子供はいきなり成長しますので、それに立ち会えたときは感無量です。ただし、子供中心の生活になりますので自分のやりたいことはすべて後回しになりますし、思った通り物事が進まず腹立たしいことも多々あります。収入も180日までは67%、以降は50%と減るため気になるところではあります。ただそれらを差し引いても子供と過ごす時間のほうが楽しく、大変貴重で有意義な時間だと感じております。
子供・家族の将来について夫婦で考え/決め/実行できる
夫婦でどのような大人になってほしいか・どう育てていくかを一緒に考えながら日々過ごすことができます。あくまでも私の例ですが、仕事しながらだとおそらく妻に任せっきりになり妻の考えに概ね賛同するだけだったと思いますが、自分自身も育児に深く関わっているので、自分自身でも考えお互いの意見をすり合わせながら育児していけるのがいいところだと思います。我々の中では日本に縛られず、世界を見て生きていってほしいのでベタではありますが、言語(米国が今後も世界のリーダーだと信じて英語)に苦労しない大人に育ってほしいなと考えております。ですので意味があるかわかりませんが、今のうちから英語の童謡を毎日聞かせたり、英語が流れる知育玩具を使ったりなど私の意見を採用してもらい育児をしております。おそらく私自身が育休を取得し本気で育児に参加していなかったら、そんなめんどくさいことはできなかったと思います。また子供の将来だけでなく、家族全体の今後についてもしっかり考えなおす機会にもなっておりますので、本当に育休でできた時間はいい機会だと思ってます。
人混みを避けたお出かけができる
あくまでも子供たちが優先ではありますが、子供たちに外の刺激を与えるためにも外出をなるべくするようにしております。基本的には最大で2時間程度で帰ってこれる場所にお出かけしております。(執筆時点では猛暑日で外での活動はできない状況ではありますが、)土日だと激混みしているショッピングセンターにも気軽に行けますし、まだ先の話ではありますが平日料金で泊りの旅行に行くこともできます。こういう大多数の人とは違う時間で動ける・使い方ができるのも育休の醍醐味です。これは私の考えですが、子供にとっても外の刺激をたくさん与えてあげる方が、成長するうえでプラスに働くと思っております。我々の願望ですが、我々夫婦はキャンプ・スノボ・ダイビングなどアウトドア全般が好きなので、お出かけが好きな子供に成長してほしいと願っているので、これからも外に連れ出しまくろうと思ってます。
夫婦関係が良好でいられる
私としては当たり前のことをやっていると思うのですが、妻から大変感謝されております。妻の周りの友達には私のように長期で育休をとっている人がいないようです。またワンオペで2人の子供を見ることになると鬱になっていたと言われました。育児をやってみて思いましたが、子供二人とも泣きわめいているのを見るとたまに、「泣いてるなあ」と心ここにあらず状態になったりし、しんどく思うことが多々あります。そのとき妻が助けてくれると本当に気持ちの面でも救われますので、妻も同じようにそのように感じてくれているので感謝されているのではと思いました。助け合いながら育児することは夫婦円満の秘訣なのかもしれませんね。
自分の欠点と向き合える
育児は思い通り全く行きません。予想もしないことが多々起こります。育児を真剣にすればするほど、自分の欠点と向き合える時間とすることができていると思います。私の例になりますが、アンガーマネジメントに向き合うようにしました。特に極限の状態時、子供たちが同じようなことを何度も繰り返し、何度も同じ失敗を繰り返すのをみると本当に腹が立ってきて、余裕があるときと比較すると怒りで雑に扱ってしまいます。仕事でも同じで、思い通り動いてくれない、何度も何度も同じことを聞いてくる人に対して本当に腹が立ち、強く当たってしまう、雑に扱ってしまう、あえて後回しにするといった行動を起こしてしまいます。自分の大切な子供たちですので、怒りの衝動に突き動かされないよう夜な夜な意識してお世話していくこととしました。まだまだうまくいきませんが、意識しているかいないかでは大きな違いがあると思います。私の中では育児のほうが仕事より、計画どおり物事が進まないし、何を考えているかわからないし、急に泣くしで本当に大変だと痛感しております。そのような育児なので育児で欠点を克服できれば必ず、職場復帰後も生かせると思ってます。
デメリット
職場での立ち位置/居場所
ベタではありますが、やはり復職後のことが一番気になります。おおよそ1年間業務から離れることを思うと、どうしても復職後の自分が必要なのか考えてしまいます。上司は快く育休を承諾し、戻ってくることを心待ちにしてくれましたが、後輩も1年もあればかなり育っていると思うので、私はもう不要なのではと考えてしまいます。居場所がないなら転職すればいいと考えてはいますが、現在以上に条件のいい環境の職に就けるのかも自信を持てません。職場の居場所、復職してみないとわかりませんし、育児で自分自身を成長させることもできると思っておりますが、それでもやはり漠然とした不安でいっぱいです。
育児と仕事の両立
保育園に預けることになりますが、育児が終わるわけではありません。仕事と育児両立できるかが心配です。妻も復職しますのでより一層大変になるのだろうと思ってます。子供が将来やりたいことをさせてあげるためにお金を稼ぐ必要があります。お金のせいで不自由はさせたくないので、所得を増やす努力が必要なりますが、仕事に力を入れすぎると育児をないがしろにしてしまう可能性があります。仕事と家庭のバランスをいい感じに保てるよう工夫が必要になってくるのだと思いますが、私は不器用な人間ですのでバランスを保てるかが心配です。
終わりに
現時点のよかったこと・不安なことは以上です。漠然とした不安はいつまでも付きまとうと思いますが、私は育休をとったことで、貴重な経験、将来を考える時間を得られていると思うので後悔はしてません。本当に良かったと思ってます。
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