はじめに
双子育児とフルタイム共働きをして1年経過し、破綻せずに両立できるかは結局は夫婦の職場次第だと思うようになりました。その理由を書き綴ります。
なぜ職場ガチャ次第なのか
まず間違いなく、「仕事」を中心とした生活から「こども」を中心とした生活に変わります。そしてフルタイムで共働きするために、ほぼ間違いないく、こどもたちを保育園に預けることになり、こどもがいない時間仕事をすることになります。
ただ特に最初の3か月くらいについては、体感月の半分くらいは働けた気がしませんでした。1年間通して、具体的には以下のようなことが発生しました。
- 朝起きたらこどもに熱あり:突然の休み(最悪の場合連休)、決まって遅れて2人目も熱が出る
- 仕事中、こども熱が出たとの連絡がくる:突然の早退、決まって遅れて2人目も熱が出る
- 必須のワクチン接種:計画的な平日休み
- 子供の風邪症状をもらう:自分が体調不良で突然の休み、無理して働くと治らず悪化する
とにかく、突然の休みだらけですので、突然の休みを許容してくれる職場でないとフルタイムで共働きは不可能だったと思います。詳しくは以下記事でも書きましたが、半年間で年休15日消費しており、体感9割は突然の休みでした。
【半年の総括】双子保育園生活と社会復帰、半年間の双子育児と共働きの両立生活について語りたい
理解のある職場とはどのような職場か
僕の経験をもとにしますが、以下のような職場は双子育児とフルタイム共働きするうえでは大当たりだと思います。
- 小さなお子様がいる女性が所属している:過去に同じ経験されているため、突然の休みは当たり前
- 急に休んでも全く気にされていない:理解があるというより無関心、ドライに感じると思うが、個人的には気兼ねなく休めるのでわりとありがたい
- 休んだとき、必要最低限自分の代わりに誰かが仕事を進めてくれる:仕事の進捗を止めずに済むのでとにかくありがたい
特にお子様がいる女性が複数名いる職場は、突然の休みに理解のある、または突然の休みが当たり前のため無関心の傾向があるように感じます。
現在、理解のない職場の場合はどうしたらいいか
すぐに職場を変えるしかないと思います。職場に理解してもらおうとするのはたぶん無理だと思いますので。なお職場を変える方法として2つの選択肢があると思います。
- 理解のある部署に異動する
- 転職する
個人的には転職がおすすめです。異動希望は会社の方針にも左右されますので、思い通りに事が進むかわかりません。その点、転職の場合は、すべて自分で選んで決めることができるので、ガラッと職場環境を変えることができます。
ただし筆者の経験則になりますが、双子育児とフルタイムで共働きをしながら転職活動はかなり大変かと思いますので、こどもを保育園に預けるまでの家庭内保育期間(育児休業期間)で転職活動するのが良いかと思います。一度検討してみてはいかがでしょうか。ただし積み重ねてきた年休残が減るので、年休が足りなくなり、子の看護休暇も駆使することになると思いますので、1年目の減給は避けられないと思います。
なお筆者は夫婦は、たまたま理解のある職場環境にそれぞれ、こどもが生まれる数年前から転職していたのでかなりラッキーでした。
まとめ
以上で、『【1年目結果】双子育児とフルタイム共働き、成功の秘訣は職場ガチャ次第』でした。たまたま理解ある職場で1年目乗り越えられたと本当に強く思います。