男性育休を取得して最も気になるのが、育児休業給付金だけで生きていけるかだと思います。結論から言うと、180日以内(約6か月)の取得なら余裕で生きていけそうですが、我が家の育休経験および今後の見通しから、どうなっていきそうか本記事で紹介します。
我が家のスペック
そもそも育児休業給付金っていつどれくらいもらえるの?
簡単な説明となりますが、育児休業給金は育児休業日数によってもらえる金額が変動します。
※なお、分割取得など複雑な条件は全く考慮してませんのでご了承ください。
- 支給計算の「基礎金額」は、育休開始180日前の月の平均賃金(いわゆる直近6か月分の月収をならした金額)。なお賞与は残念ながら計算対象外。
- 育休日数が180日までは「基礎金額」の67%支給
- 181日以降は「基礎金額」の50%支給
- 支給開始は育休開始後のだいたい3か月後くらいから2か月分まとめて支給される
育休日数は180日までは働いてるときとほぼ変わらないので、贅沢をしなければ、余裕で生きていける
働いているときの自分の税金を引かれた手取りと育児休業給付金で支給される金額を比較するとほぼ変わりませんでした。見比べたら正直働いているのが、むなしくなります、ただでさえしんどい育児をしているのに、なぜ育休を取ったら得られる給付金とほぼ同じ給与所得のために、わざわざよりしんどい思いをして職場で働かなければいけないのかと感じると思います。
我が家のケースではありますが、2か月分で僕が40万弱、妻が50万弱、手元に入ってきており、働いているときより本当に若干少ない程度で、誤差の範囲です。半年の世帯所得は育児休業給付金だけで我が家は270万前後得ることができる見込みです。ただ残念なのは賞与所得は半分以下になるので、そこだけは涙をのむしかないです。
ただ注意すべきは、開始当初の2、3か月は一時的に無収入になり、貯金がない場合は詰みます。少なくとも最初の2,3か月は無収入でも生きていけるだけの貯蓄はしておきましょう。
あと気にすべきことは、財布のひもが緩くなることくらいです。働いているときと同じ水準を保てば余裕ですが、極端なことを言うと、いつでもお金を消費できる時間が生まれますので、浪費したくなる気持ちは十分にわかりますが、浪費はほどほどで注意しましょう。
育休日数は181日以降は、じりじりと貯金が減っていくと思われるので早急な復職が望ましいと思う
我が家ケースですが、181日以降は、僕が2か月分で約30万、妻が約40万となります。固定費用として簡単に思い浮かぶものだけで、月にローン返済10万弱、光熱費2万前後、食費5万前後、医療費1万前後、通信費5千円、犬関連1万前後の少なくとも合わせて毎月20万前後は自動的になくなります。加えて子供の養育費(双子なので2倍かかるという地獄)も乗ってくるのでほぼほぼ生きるだけで給付金を使い果たす計算になります。
まだ181日以降の時期には入ってませんが、181日以降は復職できる最短(=保育園入園がマスト!)で2人とも復職しないと、貯蓄を食いつぶしていき、将来的には生活水準を保っていけないことが目に見えてます。
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