慣れない初めての育児、それがまさかの双子、環境の変化で家庭崩壊とまではいきませんでしたが、夫婦間の空気が悪い1か月を経験しました。今も意見がぶつかり夫婦お互いに腹立つときもありますが、比較的穏やかな家庭を築き直せていると思います。本記事ではどのようにして家庭崩壊に近づいたのかを紹介します。
なお前提としまして、妻と同じ期間、僕も「育休」を取得しております。男性育休を取得している前提での紹介となりますので、その点はお含みおきください。
きっかけは生活習慣の激変から
当然のことですが、一番の原因は生活の激変でした。最初の1か月は本当に生きる世界が変わるくらいの大きな変化で一番精神的にも肉体的にもきつかったです。
食べたい時間にご飯が食べられない、好きなことをする時間が取れない、寝れない、行きたい場所に遊びに行けない等々、今まで当たり前にできたことが急にできなくなりました。
その根幹は「赤ちゃんの4時間毎の授乳サイクル」、「何かあったら死んでしまうのではないかという不安感」、「赤ちゃんの泣き」でした。
4時間毎の授乳サイクル
基本的には4時間の授乳サイクルの合間を縫って、育児以外の他のことををしてました。一番きつかったのは、長くてもまとめて3時間の睡眠時間しか取れなかったことですね。今でこそ調子が良ければ6時間寝れてるので、あの頃の我々は本当によく頑張っていたと思います。
何かあったら死んでしまうのではないかという不安感
不安感とは特に赤ちゃんがうつ伏せになっていることに気づかず、窒息死しないかという不安感でした。睡眠がまともに取れていなかった状態だったので、泣いているのに深く寝てしまっていて気づけずということに漠然とした不安を抱いてました。
赤ちゃんの泣き
昼夜問わない赤ちゃんの泣きです。朝だろうが昼だろうが夜だろうが仮眠を取ろうとしてようが、容赦なく泣いてきました。双子だったので同時に泣くこともあれば、別々のタイミングで泣くこともよくあったので、体力的にも精神的にも参るようになりました。
このような感じですべて双子の赤ちゃんために時間の大半を捧げて、気が付いたら1日が終わっているような日々を過ごしていたので、ちょっとしたことで家庭崩壊に近づくのも今思えば納得いきます。
悪い空気を生み出していたときの夫婦の状態
上記のとおり激変した生活で夫婦間の空気が徐々に悪くなっていきました。その時の夫婦それぞれの状態は以下のとおりでした。
このような状態だったので、何気ない言葉、行動に過敏になり空気を悪くしていました。
育児自分ルールの確立
最初は妻のほうが病院での生活+里帰りでの生活で育児をする機会が僕より多かったため、妻の教えどおり育児をしていたのですが、育児に慣れてくると自分なりのやり方ができるようになってきます。ただその慣れが問題で、お互いにとって「気に障る」ことをすると口を出す・出されてしまい、お互いに心身ともに疲弊している状態なので、口出しに対して、トゲのある対応をしてしまうことがあったりしました。具体的には寝かしつけの仕方、ミルクの飲ませ方、ミルクの作り方、片付ける場所など本当に細かい自分ルールで衝突してました。小さなことと思うかもしれませんが、ある種の極限状態の中では平常時どんなに仲が良くても、これだけ腹立たしいことはないと感じると思います。
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